メンタルヘルス・マネジメント講座リリース記念 企業取り組み事例セミナー
先週、メンタルヘルス・マネジメント講座リリース記念として、「企業取り組み事例セミナー」が開催されましたので簡単にレポートさせていただきます。
対象者は下記のような方向けで行いました。意外にも女性比率が高く3分の2以上が女性の参加者の方達でした。
- 人事・労務・総務ご担当者の方
- 管理職の方
- 自身・職場のメンタルヘルス向上・維持に関心のある方
セミナー概要
本セミナーではヒューマンアカデミー株式会社種市様の司会進行・モデレータを取り行っていただき、ゲスト登壇いただいた公認心理士の佐藤由希恵様とともに、パネラーとして弊社代表浅賀から下記のような課題についてお話しさせていただきました。
- 「メンタルヘルス・マネジメント検定」について簡単に説明して欲しい
- 「メンタルヘルス・マネジメント検定対策講座」で特に重要視した点は何か?
- メンタルヘルス・マネジメントを導入する企業は何から始めれば良いか?
- 課題に対する具体的な取り組みは?
- 問い合わせはどのようなものが多いか?
- 小規模事業所で(50人未満)で多い課題感は?
などなど、割と突っ込んだ問いかけが多くあったように思います。特に先日ニュースで流れた厚生労働省からの「ストレスチェック制度全事業所義務化の方針」からでしょうか、50人以上の事業所と、50人未満の事業所とで取り組み方の差異についても質問があり、パネラーの佐藤様から実体験に基づくお話しもいただきました。
詳しく聞かれたい方は、年明け1月後半にセミナーが開催されるようですので、是非ご参加ください。日程が判明次第、弊社X(メンタルヘルスに関するTIPSを日々配信しております)でご案内予定ですので、是非フォローください!
「メンタルヘルス・マネジメント検定対策講座」で特に重要視した点は何か?
コンテンツ制作時のエピソードを一部ご紹介させていただきます。公式テキストで特にラインケアはページ数も多く350ページ近くあります。わかりやすくまとめるだけでも相当な量になります。そして本講座の目的の1つはもちろん、「メンタルヘルス・マネジメント検定」に合格することですが、もう1つ本質的な目的は、メンタルヘルスケアです。詳しく説明すればするほど受講者には分量が増え難しいものとなってしまう可能性がある一方で、しっかり学んで頂きたいところがありました。
具体的には「認知行動療法」についてでした。公式テキストでは図も含め1ページ半くらい記載されているのですが、少し頭に入りにくいところでした。このため「自動思考」や「認知の歪み」に関して詳しく解説を取り入れています。この解説には、執筆した浅賀を含め、公認心理師のスタッフ、私たち2名のスタッフを含めて確認しあったところです。こうした解説はしっかりと頭に記憶される一助になるのではないかと考えています。11月の試験でも実際に認知行動療法に関する設問があったのですが、設問が様々な形で変わっても、基礎的な力があればきっと解けるのではないかと感じました。
お陰様で
本講座の制作に関わり、チェックを行ったMさんと私は二人ともめでたく11月の試験に一発で合格することができました(Mさんはセルフケア・ラインケアを受験し両方合格、私は60を過ぎ記憶力もそろそろ・・・という年齢でしたがラインケアを受験し合格)。本講座のEラーニングを聴講したことが効果的だったというのは2人が共通した感想でした。率直なところ二人共、350ページ近くもある公式テキストを見て「受かる気がしない・・・」と思っていたくらいでした。
次回のメンタルヘルスマネジメント試験に関する情報
「メンタルヘルス・マネジメントⓇ検定試験Ⅱ種(ラインケアコース)」次回の試験日程は、2025年3月16日(日)に予定されています。私自身は2ヶ月ほど前から準備をしていたので、年明けあたりから本講座の受講を開始されてはいかがでしょうか?詳しくはコチラでご確認ください。